ご家庭で「揚げ物」をつくるのはどのくらいの頻度でしょうか?
あるアンケート調査では、揚げ物は好きだけど、7割近くの方が揚げ物調理をするのは週1日未満という結果だったようです。それは、調理の手間以上に「使い終わった油の処理がめんどうだから」ということが大きな理由です。油処理剤で固めたり、吸収パッドで処理したり…お料理をされている方は経験があると思います。
捨てる処理が大変な「廃食油」ですが、実はいろいろなものにリサイクルされています!
飼料や塗料、石鹸、バイオディーゼル燃料としてだけではなく、最近では航空機のジェット燃料としての利用も研究されるなど、世界の省資源化、脱炭素化のために「廃食油」が大きく注目されています。
廃食油のリサイクルのため、東海村でも回収を行っていることは、あまり知られていないのでは…?
学校や保育園の給食調理で出た油や、一般のご家庭から出る油を村が回収し、リサイクル事業者へ引き渡しています。一般のご家庭分は、コミセンや清掃センターに回収ボックスがありますので、見たことがある方も多いと思います。
今注目の「廃食油」。リサイクルにみんなで協力して、「デコ活」を進めていきましょう!
※「デコ活」は、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む"デコ"と活動・生活を組み合わせた新しい言葉です。