台風が近づき大雨が続く中、雨が止み曇りの天気となった6月10日の午前中に「オオキンケイギク」の除去を今年も行いました。集合場所の駐車場には「オオキンケイギク」が群生していましたが、駐車場の所有者が近々除去を行うとのことなので我々は国道245線沿いの歩道に生えている「オオキンケイギク」を駆除することになりました。
軍手を付け除去した「オオキンケイギク」を入れるビニル袋を準備して歩道に行くと、既に先に進んでいる人たちが黄色い花を根元からドンドン抜いて行っています。ふと足元を見ると特徴的な細長い楕円形状の葉をした若い「オオキンケイギク」がありましたので、これらを根元から引き抜いて駆除しました。山草に詳しい人と共に、色々な草の間に隠れるように生えていると教わりながら次々と引き抜いていきます。慣れてくると、その葉を見て直ぐに見分けられるようになりましたが、同じようなところに沢山生えているので引き抜く作業が続き、皆さんに追いつけるように歩道を進むことが出来ない状況でした。
1時間程で作業を終了にして「オオキンケイギク」入れた袋を数えると20袋ありました。歩道を見ると黄色い花は無くなりましたが、実は村内ではあちらこちらに「オオキンケイギク」が咲いているのが昨年より多く見られます。特定外来種ですので、見かけたら根元から引き抜いて頂きたいのですが、捨て方が決められています。東海村のホームページに廃棄の仕方が掲載されていますので、参考にしてください。また、私有地に生えている場合は、所有者が処理するか、許可を得て引き抜くことをお願いいたします。人目を惹く鮮やかな黄色の花ですが、庭や花壇に植えることは禁止されていますので、ご注意ください。