「ぐるぐる市」について

 ご家庭で使わなくなった子供服や絵本を、必要とする方に無償でお譲りするリユース事業「ぐるぐる市(ぐるぐるいち)」。とうかい環境村民会議の循環型社会部会と生活環境部会が協力して、とうかい環境フェスタなどで実施しています。

 

 子供服は着られる期間が短く、サイズが合わなくなった物は弟や妹に着せたり、あるいは知り合いに譲ったりされていますが、数が多い場合は廃棄されてしまうことも多いようです。これでは「もったいない!」ということで、服や絵本が人の手をぐるぐると回って長く使われてほしいという思いから、「ぐるぐる市」と名付けて、環境村民会議の名物となってきました。

 このぐるぐる市は、毎回好評でたくさんの方にお越しいただき、再利用によって廃棄処分の量が減ることで、環境負荷の低減に少し貢献できたのではと考えています。

 

 ぐるぐる市への理解が広まりつつあるためか、最近は地区自治会のお祭りなどでも同様のものが実施されており、リユースの考え方が少しずつ浸透してきているのかなと感じています。将来的には、コミセンなどで常時このような取り組みが実施されるようになればうれしい限りです。

 

  リユースを含めた環境にやさしい消費行動は「エシカル消費(論理的消費)」といって、今注目されるキーワードになっていることをご存じでしょうか?まだ聞きなれない言葉かもしれませんが、普段の買い物で「買いすぎないようにしよう」とか「長く使えるものを選ぼう」と考えたりすることもエシカルな行動です。広報とうかい(R4.12.10号)でも取りあげられていますので、是非ご覧いただき、できることからひとつずつ、みんなで始めていきましょう!

●「エシカル消費」の記事が掲載された広報とうかいはコチラ●

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