先日(4/17)、自然共生社会部会が主催する豊岡海岸のクリーンアップ大作戦という清掃活動に参加してきました。前日の土曜日は波浪警報が発令されていたため日曜日に延期となったので参加者が少し減り、80名程度となりましたが村内の各事業所から参加を頂き、プラスチック製品の回収を主体に清掃しました。また村長や副村長も参加頂き、袋一杯にごみを回収して頂きました。当日海岸でサーフィンを楽しんでいる人たちの中には、袋を受け取りウェットスーツのまま、砂浜に落ちているごみを拾って協力して頂ける方もいらっしゃいました。ご協力に感謝いたします。
海岸で砂に埋もれているペットボトルやプラスチック製品の破片を拾いながら砂浜に進んで行こうとしましたが、ロープの切れ端や破けたビニール袋、割れたプラスチック容器、ストロー及びペットボトルのキャップなど、沢山拾うこととなり中々前に進めない状態となってしまいました。
砂の中には、赤や黄色のカラフルな、いわゆるマイクロプラスチック(大きさが5㎜以下のもの)が埋もれていることに気が付き、これが小魚や小動物が飲み込んでしまい環境への影響が懸念されるマイクロプラスチックかと再認識させられました。なるほど、拾っても拾っても沢山落ちていて、これはキリがないなとため息がでたことは残念な気持ちになりました。
あと何年かすると海の中にいる魚の数よりも、海中に漂うマイクロプラスチックの数が多くなるとの調査結果もあります。またマイクロプラスチックを食べた魚を食べた人間がマイクロプラスチックを体内に取り込んでいることも指摘されており、人体への影響も懸念されています。
このことから今更ながらではありますが、山や海および空き地にプラスチック製品をポイ捨てしないこと、そして廃棄するプラスチック製品は資源物回収として排出するなど適切な処置をすることと思います。皆さんの行動が未来へつながっていくのだと考えさせられたクリーンアップ大作戦でした。