11月12日(月),舟石川・船場地区にある神社や石仏といった歴史文化財を巡り,地域の魅力を再発見する活動を行いました。今回は,ウォーキング・コース「舟石川・船場散策案内(平成22年7月 舟石川・船場地区自治会 建設・環境部会作成)」を参考に部会員の案内のもと各地点を巡り,保存状況等を調査しました。
今回調査した地点は保存状態が良いところが多く,部会員からは「お供えの栗等が置いてあり,地域の方や所有者の方が守ってくれている様子が見て取れる」「こうした石仏は整備されることが生活の中に根付いているのだと思う。これらを残していくためには,そういった”生活”が続くようにすることが重要なのではないか」といった意見がありました。
舟石川・船場地区に残る石仏にはなんと250年前のものも。また,農業が生活の基盤であったことがうかがわれ,雨乞いや馬の安全,供養にまつわる文化財が多く見られました。昔の人々の生活に思いを馳せる一日となりました。