12月17日(土)に,今年度2回目の「ため池調査」を実施しました。
ため池は,水田の灌漑としてだけではなく,実は,生き物のすみかとしても大切な役割を果たしています。ところが,農業利用者主体で行われてきた管理も,利用主体や目的の変遷により,ため池によって千差万別となり,生物多様性確保の観点からも,管理方法を危急的に改善する必要が出てきました。
そこで,自然共生社会部会では,動植物が活発に生育する6月と,鳥たちが集う12月に,村内4か所のため池と,比較対象として那珂市の3か所のため池について,管理状態やそこに生育する動植物を調査してきました。今年度の調査結果は「ため池調査報告書」としてまとめ,村に提出しました。